2022-01-01から1年間の記事一覧
平日に仕事が忙しくて全く本を読む時間が取れなかったりすることが続くと、何か自分の中で読書の感覚がおかしくなってくるというか、「あれも読みたいこれも読みたい」とやたらと本を買いまくってみたり、「あれも読もうこれも読もう」と次から次に本を数ペ…
6月の終わりから真夏の陽気、猛暑を通り過ぎて酷暑とでも言いたくなるような暑さで、こういう時、在宅ワークで良かったなぁと思うものの、一方で仕事が忙しいと夜中の1時2時過ぎまで作業できちゃうのは困ったものです。 そんなこんなで先週も朝から夜中まで…
この一週間仕事が忙しくて、全く「人工島戦記」を手に取れていなかったので、やるべきことをひととおり終えた土曜日の夜、「今日こそ心おきなく読み耽るぞー!」とページを開いたものの、平日に我慢してた「あの本も読みたい」「この本も気になる」みたいな…
「人工島戦記」を読んでいて、九〇年代と〇〇年代以降で「バカ」の定義や内実、あるいは橋本治の「バカ」に対する評価に変化があったのかも?と思い、「そして、みんなバカになった」を読みました。 結論から言うと、本書に「バカ」の成り立ちについての記載…
先日来、この「人工島戦記」のモデルと思われる福岡の人工島、福岡市アイランドシティに関わる資料類を閲覧してたらこれがなかなか面白くて、ついつい「人工島戦記」の方をほったらかしてしまいました。。。 本末転倒ですね笑 で、久々に「人工島戦記」の続…
昨日一昨日と先週末は朝からフェスに遊びに行ってたり、夜も遅くまで外食してたりで、丸二日間全く「人工島戦記」読めてませんでした。当たり前っちゃ当たり前の話ですけど、ゴツくて重い本は家にいる時間が確保できないと読み進められないものですね。 で、…
橋本治の本を読んでいる時はいつも、本文を目で追って内容を把握するのと並行して、自分と橋本治の対話、あるいは自分と自分の対話みたいなものが次から次へと頭の中で続いている感じがします。 この対話に意識をフォーカスしていったん本文追わずに立ち止ま…
冒頭から昭和三十年代のことや比良野市のことをエッセイや評論のように語っていた「人工島戦記」ですが、第四章になって今作の主役である「現代の大学生」と言う紹介とともにテツオとキイチと言う男の子二人が登場してきました。 さて、この「現代」っていつ…
「昭和の三十年代というのは、とんでもない時代だった。」と「人工島戦記」は始まりますが、そこで例に挙げられているとんでもなさは、カレーライスにソースをかけるとか、外国行き飛行機もプロペラ機だとか、汲み取り式のお手洗いとかステテコとか、昭和四…
昨日2022年5月20日、買ったまま今までずっと手をつけずにおいた「人工島戦記」を読み始めようとついに決意しました。 1,400ページ弱、6センチ近い厚み、2キロ近くはあるんじゃないかと言う重さ、そう言ったボリュームに怯んでいたわけではなくて、この未完の…