橋本治戦記

橋本治さんの遺作にして未完の大作「人工島戦記」を、如何に読み終わらずに読み続けられるかチャレンジする日記です。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

20220530「人工島戦記」第十四章〜第二十一章

昨日一昨日と先週末は朝からフェスに遊びに行ってたり、夜も遅くまで外食してたりで、丸二日間全く「人工島戦記」読めてませんでした。当たり前っちゃ当たり前の話ですけど、ゴツくて重い本は家にいる時間が確保できないと読み進められないものですね。 で、…

20220526「人工島戦記」第十一章〜第十四章

橋本治の本を読んでいる時はいつも、本文を目で追って内容を把握するのと並行して、自分と橋本治の対話、あるいは自分と自分の対話みたいなものが次から次へと頭の中で続いている感じがします。 この対話に意識をフォーカスしていったん本文追わずに立ち止ま…

20220524「人工島戦記」第四章〜第十一章

冒頭から昭和三十年代のことや比良野市のことをエッセイや評論のように語っていた「人工島戦記」ですが、第四章になって今作の主役である「現代の大学生」と言う紹介とともにテツオとキイチと言う男の子二人が登場してきました。 さて、この「現代」っていつ…

20220523「人工島戦記」第一章〜第四章

「昭和の三十年代というのは、とんでもない時代だった。」と「人工島戦記」は始まりますが、そこで例に挙げられているとんでもなさは、カレーライスにソースをかけるとか、外国行き飛行機もプロペラ機だとか、汲み取り式のお手洗いとかステテコとか、昭和四…

20220521「人工島戦記」

昨日2022年5月20日、買ったまま今までずっと手をつけずにおいた「人工島戦記」を読み始めようとついに決意しました。 1,400ページ弱、6センチ近い厚み、2キロ近くはあるんじゃないかと言う重さ、そう言ったボリュームに怯んでいたわけではなくて、この未完の…